佐藤幹夫関係資料: 講義ノートおよび講義録音, 1984-1986.

佐藤幹夫名誉教授は、代数解析学とよばれる分野を構築して、朝日賞、日本学士院賞、藤原賞、ショック賞、ウルフ賞などを受賞した世界的な数学者である。佐藤名誉教授は、ソリトン方程式のモジュライが無限次元グラスマン多様体になることを看破して、その理論を、1984年度から1985年度にかけて、京都大学で講義した。講義録は、すでに数理解析レクチャーノートとして刊行されているが、この資料は、その当時の講義を録音、および筆記したノートである。この講義は、多くの若手数学者を鼓舞し、その後の理論発展につながった歴史的な名講義であった。講演の録音やノートには、レクチャーノートには収録できなかった様々な話が、佐藤名誉教授の肉声とともに収められている。その意味で、歴史的な価値を持つ一級の資料である。

  • 資料年代
    1984年度~1985年度(1984年4月〜1986年2月)
  • 数量
    全体 54件(講義ノート20冊、講義録音28本、講義録編集関係資料6件)
  • 出所・資料作成
    佐藤幹夫; [筆記] 梅田亨, [録音] 松本茂樹
  • 利用条件
    本資料は、学術利用・教育研究利用の目的で利用できます。
  • 検索手段(Peek)
    https://peek.rra.museum.kyoto-u.ac.jp/ark:/62587/ar225933.225933
  • メタデータ
    60レコード
  • 目録作成
    2023年

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