利用方法

アーカイブ化した研究資源の利用をご希望の方は、以下の要領で申請をお願いします。

1. 利用の対象と方法

1.1. なにを利用しますか?

利用申請の対象は、京都大学デジタルアーカイブシステムに情報が登録されている資料です。同システムに記載された「資料名称」と「資料番号」とで、対象資料をご指定ください。映像ステーション等で公開している資料の利用をご希望の場合は、別途ご相談ください。

1.2. どのように利用しますか?

利用方法は、京都大学研究資源アーカイブ特別利用規則において、以下のように定められています。ここから目的にあった方法をお選びください。

  1. 閲覧
    資料等を見ること
  2. 撮影
    写真撮影と映画撮影がある。前者はカメラを用いて、資料等を画像(単片(ポジ・ネガ)フィルム、マイクロフィルム、デジタルデータ等)に記録することをいう。後者はカメラを用いて、資料等を映像に記録(テレビジョン撮影及びビデオ撮影を含む。)することをいう
  3. 複写
    デジタルデータから電子複写をすること
  4. 複製
    単片フィルム、マイクロフィルム等の画像を同じ媒体又は異なる媒体に保存すること。また、本学または出所において資料等を用いて制作したものを複製することも指す
  5. 掲載
    資料等の一部を底本として撮影後の画像又は活字によって、出版予定の図書に掲載すること
  6. 放映
    資料等の一部を底本として撮影後の画像、映像、音声等を、テレビジョン等で放送すること
  7. 貸出
    資料等を展示又は上映等の目的のために貸出すこと
  8. 展示
    資料等を並べて一般に公開すること
  9. 上映
    再生機を用いて資料等をスクリーン等に映すこと
  10. 二次利用
    デジタルアーカイブシステム内にある資料等の画像、映像、音声等を、公開、出版、放映等のために再度使用すること

1.3. 申請書(様式)を選択してください

利用方法に応じた申請書(様式第1号〜第6号)に必要事項を記載のうえ、お申込みください。利用方法と申請書の種類とは、以下のように対応しています。

1. 閲覧 様式第1号
2. 撮影 様式第2号
3. 複写
4. 複製
様式第3号
5. 掲載
6. 放映
様式第5号
7. 貸出
8. 展示
9. 上映
様式第4号
10. 二次利用 様式第6号

[注意!]利用方法が複数にまたがる場合は、該当する様式の申請書をすべてご提出ください。
例:展示パネルを作成して、展覧会カタログにも掲載する場合 → 様式第4号(展示)と様式第5号(掲載)とを提出する

2. 申請書の作成と許可書の発行

2.1. 申請書の提出

申請書に必要事項を記入し、利用目的の詳細がわかる書類(展覧会や書籍の企画書等)とともに、まずはメールでご提出ください。確認後、1週間程度で返信いたします。その後、書類の原本を郵送で提出していただきます。

[提出先]
京都大学研究資源アーカイブ 特別利用担当
住 所:〒606-8501 京都府京都市左京区吉田本町 京都大学総合博物館
メール:kurra-info@inet.museum.kyoto-u.ac.jp

2.2. 利用可否の検討

京都大学研究資源アーカイブにより、申請内容をもとに利用について検討します。利用の可否を判断するうえで、資料所蔵者への連絡や対象データの確認等が必要となるため、実際の貸出までには数週間を要します。余裕をもってお申込みください。

2.3. 利用許可書の発行と資料の貸出

利用可能な場合、利用許可書と資料データを送付します。データの貸出しは、電子媒体(DVD等)を介します。利用後は必ずご返却ください。

3. 資料と提供元に関する情報記載のお願い

利用の際は、キャプションとして「(1)資料名称」「(2)資料番号」「(3)アーカイブ資料群名称」を記載してください。続いて、データ等の提供元として、「京都大学(京都大学研究資源アーカイブ)」と記載してください。なるべく掲載ページのURLも記してください。詳しくは、資料利用の手引き(「利用案内」)をご覧いただくか、担当者へご相談ください。

例:船の図. TKUM PIC 2015/3/国史1-43-1-12, “京都大学総合博物館文化史資料:沖縄関係ガラス乾板写真, 1932.” 京都大学(京都大学研究資源アーカイブ). https://peek.rra.museum.kyoto-u.ac.jp/ark:/62587/ar22889.57881

原則としてすべての利用事例について、当サイトの利用実績として紹介しますので、利用成果物等が完成した際には、寄贈またはご連絡をお願いいたします。